からだとこころ 2021年4月26日 作業療法ブログカテゴリー: からだ、こころ.作業療法ブログタグ: Baby Sense、Peer Sense. こんにちは。作業療法士の玉井くみこです。みなさん、最近調子はどうですか?そう聞かれてどのように答えますか?今私がそのように聞かれたら「ぼちぼちいい感じです。」と答えます。とても曖昧な答え方ですが、からだの調子がよく物事がうまく進んでいい日もあれば落ち込んでいたり腰が痛くて動きが鈍い日もあります。行ったり来たりです。それができるのは軸があるからだと思います。この軸って何なのでしょうか?人は顔も声も体つきも違います。考え方も感じ方も違います。ですが、人間が赤ちゃんから子どもへ子どもからおとなへ発達していく段階にはある程度順番があります。これが人間の土台です。この土台からだの土台、こころの土台、それらはいつ、どのように作られていくのでしょうか?おぎゃあと産まれたその瞬間から土台作りが始まります。赤ちゃんは発達の階段を一段一段ゆっくりと登っていきます。階段を登るスピードは様々です。急いで登るとせっかくの土台が崩れやすく不安定になることもあります。ゆっくりじっくり赤ちゃんの子どものスピードに合わせて進むことが大切です。そして今、私たちのからだとこころはその土台の上に成り立っています。前述のように調子がいい時もあればそうでない時もあります。からだもこころも日々動いています。土台があるからこそ動きがあります。その動きを観察し考察していくとその人がよりよい方へ向かうための道筋がみえてきます。土台から軸へcocoonでのインクルーシブ保育では『子どもを真っ白なところから理解していく』ために、からだとこころの土台の成り立ちをスタッフが共有しています。職種が違い学んできたことも経験も違いますが同じ目を持っています。知らないことを学ぶと関わり方が変わります。活かすことができます。赤ちゃんや子どものまわりにいるおとながその知識を持っていると赤ちゃんも子どももよりよい方へ向かいます。みなさん一緒に土台作りを学びませんか。