第6回 Peer Sense 親向け学習会 お口の発達 2020年12月21日 発達支援カテゴリー: グッズ・教具、合理的配慮、発達と感覚、発達支援NEWS、親支援. みなさま、こんにちは。 本日、今年最後のピアセンス学習会でした。 ご参加くださったみなさま、 ありがとうございました。 第6回目は、お口の感覚の発達についてのお話でした。 海外の発達支援現場で行われている様々な 楽しい遊びセラピーの内容や グッズのご紹介をさせていただきました! 言葉が出ない、一定のものしか食べないなんでも舐めたり噛んだりお口に入れているお口がぽかんとあいていたり口呼吸になっていたりかみかみ、もぐもぐが苦手で上手に食べることができない過敏で歯磨きが大嫌いお口の周りを拭かれるのを拒否などなど・・・幼少期のお口にまつわる問題は案外、よくあることなのです。もちろん、これから発達するので根気よく待ってあげてください。その間、お口の発達を促す遊びをたくさんしてみてくださいね。ポイントは楽しく! お口の感覚の役割やお口の構造など知れば知るほど面白いですよね。子どもの指しゃぶりもなんでも口に入れてしまう行為も鉛筆や爪を噛む行為もちゃんと意味があります。ただ、鉛筆や爪以外のもので代用できるのがあればその方が良いかも知れません。子どものニーズ、指しゃぶりをしたい、鉛筆や爪を噛みたい、という自然な欲求に共感し、代替えになる心地の良いものを探してあげてください。それぞれの子どもの感覚のニーズ(Sensory Needs)を尊重してあげてください。じっと待ってあげることは・・・発達を支援する時の大事な視点です。 カリフォルニアの発達支援で使用しているセラピーグッズです。かみかみグッズや鼻呼吸を促す「鼻笛」、舌の運動を促すスティックなど(セラピーグッズはアメリカから取り寄せています)。 質問・座談 ティータイムでは、たくさんのご質問をありがとうございました。Cocoon Parents Square の温かいホームメイドゆず茶もとても美味しかったです。Cocoon では、食の安全の大切さを子どもたちにも感じてもらうため日々のおやつもほとんど手作りで無添加、自然素材にこだわっています。「人・自然・環境」に優しいほっこり集えるお家が地域にあるって本当にいいなあ、とつくづく思います。子育て中のお悩みはつきものですがこうして皆さんで共有し、共感しあい、「うんうん、わかるわかる!」「そうそう、そうだよね〜!」って話せる「場」があることは子育てをする上でとってもとっても大事なことだと思います。「子育てはみんなでするもの」そんな地域になるようこれからも活動を続けたいと思います。さて、今年最後の発達支援ブログとなりました。2020年は新型コロナウィルスという想定外のパンデミックに誰もが戸惑ったと思います。大人も子どもも活動範囲を制限され、たくさん我慢をした年でしたね。そんな中でも、この善福寺の家、Cocoon を通してたくさんの素敵な方々と出会えたことに心から感謝してます。Peer Sense 学習会にご参加された皆さんそして、この学習会を支えてくださったスタッフの皆さん、大変お世話になりました。また、来年もどうぞよろしくお願いいたします!楽しいクリスマスと年末年始をお過ごしください。感謝を込めて Merry Christmas and Hppy 2021 !Best wishes for all.with millions of thanks.Early Intervention / oral motor therapywritten by Kids Sense / Peer Sense Atsuko Mogi