第7回目 Peer Sense 学習会 ことばとコミュニケーション

Happy New Year !!
2021 もたくさんの子どもたちの笑顔が見られますように。



みなさん、こんにちは。
発達支援アドアイザーの茂木です。

新しい一年の始まりです。

早速、第7回目の親向け学習会
「言葉の発達とコミュニケーション」
を開催させていただきました。

毎回、満席となり大変うれしく
感謝しております。

ご参加くださったみなさん
寒い中、ありがとうございました。


言語発達というと、
「言葉をうまく話すことができないと
コミュニケーションがうまくとれない」

と言う印象があるかと思います。


しかし!

「音声の言語」よりも

音声のないコミュニケーションも
大事なスキルです。

音声のない言葉や
コミュニケーションなんてある?
と思うかもしれませんが、

聞こえない言語もあるのです。

それを
「ノンバーバルコミュニケーション」
と言ったりします。


まだ、ことばを上手に話せない
子どもたちでも、
よく見ると、遊びの中で
コミュニケーションが
行き来していること、ありますね。

「うちの子、言葉が出てこない」と
心配になってしまう
お父さん、お母さん
いらっしゃると思います。

でも
言葉が出ることよりも
コミュニケーションが取れることが
生きる上ではとても
重要なのではないでしょうか。


では、コミュニケーションとは
何でしょうか?

双方のやりとりです。
つまり
キャッチボールのようなものです。

そのやりとりに「ことば」は
必ずしも必要ではない、
ということです。

目で、耳で、手で、肌で、全身で、
表現すること・感じ取ること
できるのですよね。

楽しいやりとりの中で
相互作用の中で
コニュニケーションって楽しいな、
と感じ取ってもらうことが先なのです。


コミュニケーションは
言語発達の始まり、
社会性発達のはじまり
と言われています。


まずは、言葉のない楽しいやりとりから
はじめてみませんか。


「言語・コミュニケーションスキル」
というと、どうしても
巧みに話す能力や、文字、書字能力などに
注目しがちです。

そこはまだまだ、
土台ができてから、
後から発達していきます。


どんな子どもたちでも、
いえ大人も含め、

だれでも自分の心のなかに
「ことば」をもっています。

たとえそれが、
音声として表出されなくても。


「内言」をもっているのです。


どうか、
子どもが持っている「内にあることば」に
耳を傾けてみてください。



Non Verbal Communication
It takes two to talk / Speech Therapy

Written by Kids Sense / Peer Sense Atsuko Mogi