第6回 Peer Sense 親向け学習会 お口の発達

みなさま、こんにちは。

本日、今年最後のピアセンス学習会でした。

ご参加くださったみなさま、

ありがとうございました。

第6回目は、お口の感覚の発達についてのお話でした。

海外の発達支援現場で行われている様々な

楽しい遊びセラピーの内容や

グッズのご紹介をさせていただきました!


言葉が出ない、一定のものしか食べない
なんでも舐めたり噛んだり
お口に入れている
お口がぽかんとあいていたり
口呼吸になっていたり
かみかみ、もぐもぐが苦手で
上手に食べることができない
過敏で歯磨きが大嫌い
お口の周りを拭かれるのを拒否

などなど・・・



幼少期のお口にまつわる問題は
案外、よくあることなのです。

もちろん、これから発達するので
根気よく待ってあげてください。


その間、お口の発達を促す遊びを
たくさんしてみてくださいね。


ポイントは楽しく!

お口の感覚の役割やお口の構造など
知れば知るほど面白いですよね。

子どもの指しゃぶりも
なんでも口に入れてしまう行為も
鉛筆や爪を噛む行為も
ちゃんと意味があります。

ただ、鉛筆や爪以外のもので
代用できるのがあれば
その方が良いかも知れません。

子どものニーズ、
指しゃぶりをしたい、
鉛筆や爪を噛みたい、

という自然な欲求に共感し、
代替えになる心地の良いもの
を探してあげてください。

それぞれの子どもの感覚のニーズ
(Sensory Needs)を尊重して
あげてください。



じっと待ってあげることは・・・

発達を支援する時の大事な視点です。


カリフォルニアの発達支援で使用しているセラピーグッズです。かみかみグッズや鼻呼吸を促す「鼻笛」、舌の運動を促すスティックなど(セラピーグッズはアメリカから取り寄せています)。



質問・座談 ティータイムでは、
たくさんのご質問を
ありがとうございました。


Cocoon Parents Square の
温かいホームメイドゆず茶も
とても美味しかったです。



Cocoon では、食の安全の大切さを
子どもたちにも感じてもらうため

日々のおやつもほとんど手作りで
無添加、自然素材にこだわっています。

「人・自然・環境」に優しい

ほっこり集えるお家が地域にあるって
本当にいいなあ、とつくづく思います。


子育て中のお悩みはつきものですが
こうして皆さんで共有し、共感しあい、

「うんうん、わかるわかる!」

「そうそう、そうだよね〜!」

って話せる「場」があることは
子育てをする上でとってもとっても
大事なことだと思います。

「子育てはみんなでするもの」

そんな地域になるよう
これからも活動を続けたいと思います。




さて、今年最後の発達支援ブログとなりました。

2020年は新型コロナウィルスという
想定外のパンデミックに
誰もが戸惑ったと思います。

大人も子どもも活動範囲を制限され、
たくさん我慢をした年でしたね。


そんな中でも、
この善福寺の家、Cocoon を通して
たくさんの素敵な方々と出会えたことに
心から感謝してます。

Peer Sense 学習会にご参加された皆さん
そして、この学習会を支えてくださった
スタッフの皆さん、
大変お世話になりました。
また、来年もどうぞよろしくお願いいたします!

楽しいクリスマスと年末年始をお過ごしください。


感謝を込めて


Merry Christmas and Hppy 2021 !
Best wishes for all.

with millions of thanks.

Early Intervention / oral motor therapy
written by Kids Sense / Peer Sense Atsuko Mogi